■法人成りのメリット
個人事業主には、社会保険への加入など法人に課せられる義務を負担する必要がない一方で、融資が受けにくく、利益が大きくなると法人よりも税金が高くなるというデメリットがあります。
法人化すると収入の一部を自身や家族の給与とするなどの調整が可能となり、大きな節税効果が期待できます。他にも税務上の優遇を中心に様々なメリットが期待できます。
■法人成りのタイミング
法人成りのタイミングを判断するにあたっては事業の利益額に着目して判断することをおすすめします。
個人事業主の利益には所得税が、法人の利益には法人税が課されます。所得税は所得金額が増えると税率が高くなる超過累進課税率をとっているのに対し、法人税は比例税率となっており、基本的に利益の大きさによって税率が変わることがありません。
したがって、所得税の税率が法人税の税率を超えるタイミングで法人成りすると節税効果が期待できます。具体的な事情により変動しますが、おおよそ利益が800万円を超えたあたりで法人成りするといいと言われています。
事業が成長しており所得税率も上がりそうという方は、税理士などに法人成りの相談をしてみてはいかがでしょうか。
税理士法人サンパートナーズオフィスでは他の士業と連携しながら、税務を通じて起業や法人設立をお考えのお客様のサポートをさせていただきます。どうぞお気軽にご相談ください。
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